ストレスが溜まってモヤモヤしたとき、そのストレスを「描き出す」だけでスッキリすることがあります。例えば、「うまくいかなかったらどうしよう」と仕事のことが心配で、ストレスになっているとき、その心配を、イラストや絵にして描いてみるのです。
上手な絵である必要はありません。
ペンでぐるぐると黒いかたまりを描いて目をつけるだけでも十分です。
そのストレスがとげとげしたイメージならば、まわりにとげとげを描き加えてもいいかもしれません。さらにそのイラストに名前をつけてみます。先ほどの心配の例だと、「どうしようオバケ」、「うまくいかなかったら小僧」など、こんな具合です。絵と名前が決まったら、それを眺めてみます。
絵になると、なんだかストレスがかわいく思えて、最初に心配でいっぱいだったときよりも、気が楽になっていませんか?
目に見えないストレスは、自分の中に置いておくと、どんどん膨らんでしまうのですが、こんな風に外に取り出すと、たいしたことないことのように思えてくるものです。
また、実際に目で見ることで冷静になれて、どうしたらいいか対策が浮かんでくることもあります。メモ紙とペンがあればすぐできる方法なので、試してみてくださいね。(「楽にならなかったらどうしよう」という気持ちで取り組みにくいようであれば、その気持ちも一緒に絵にしてみませんか?)
うぇるび丸
ストレスは絵にしてスッキリ!誰も見ないから下手でも大丈夫だよ。
●絵やイラストは抵抗があるという時には、こんな方法もおすすめ→文章にすることでストレスや感情から距離をとる〜筆記表現法のすすめ〜