「うぇるびの森」は、職場のメンタルヘルスを専門とする大学の研究者と、小規模事業場の実情に詳しい方々が一緒に開発・普及を行っています。今までの「職場の研究」では、効果があると確認された健康プログラムがなかなか社会実装（実際の職場で利用）されないことが課題でした。その原因として、現場の事情をよく知らない研究者のみでプログラムを開発したり、研究計画を立てたりするために、現場のニーズに合わなかったのではないかと考えられています。
そこで、「うぇるびの森」は、社会保険労務士の方や経営者の方、商工会議所の方など、実際に小規模事業場の方々と多く接する機会のある専門家の方と一緒にアイデアを出し合い、キャラクターの設定や記事作成も一緒に行ってきました。
「小さな会社で働く方々が、イキイキと元気に働けますように」
そんな願いをともにしながら、「うぇるびの森」プロジェクトをすすめています。
本プロジェクトは、令和2-4年度労災疾病臨床研究事業費補助金事業研究「小規模零細事業場の構成員に必要な支援を効率的に提供するツールと仕組みを通してメンタルヘルス対策を浸透させることを目指す実装研究（200401-01）」の助成を受けて実施されています。