あなたの「キャリア」は仕事だけではない

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日本では「キャリア」という言葉が仕事の意味だけに使われてしまっていますが、本来は「生涯の生き方」とか、「生活の中の役割」という意味があります。

人は、「こどもである自分」「学び手である自分」「趣味を楽しむ人」「市民」「労働者」「家庭人」など複数のキャリアを同時に持っており、人生の中の環境の変化に応じてその比重が変わっていくものなのです。

仕事のキャリアを追求したいと思っている人であっても、家庭生活に時間がかかる時期があったり、学生として学ぶ立場に戻ったりする時期があったり、というのは長いスパンで人生を眺めると、「自分だけのキャリア」として堂々と胸をはれるものです。

あなたのキャリアは、仕事だけではない役割によっても彩られているのです。

それに気づくことは、自分に対しても、職場の人に対しても、思いやりをもってキャリアを考えるときに大切です。

うぇるび丸
うぇるび丸

人生には、仕事だけではなく、いろんな「キャリア」があることを、覚えておこう!

参考文献:
Super, Donald E (1992). Toward a comprehensive theory of career development. In D. H.
Montross & C. J. Shinkman (Eds.), Career development: Theory and practice (p. 35–64).
Charles C Thomas, Publisher.