仕事やプライベートで嫌なことがあったとき、あなたはどんな気分転換をしていますか?
甘いものを食べる、テレビを見る、音楽を聴く、といった気分転換も悪くないのですが、特におすすめしたい気分転換の方法は運動です!
運動をしたあとに気持ちがすっきりする感覚を味わったことがある方も多いと思いますが、実際に運動をすることで気持ちの落ち込みや不安の軽減、ストレスを解消する効果があることがわかっています。1日4000歩(そのうち少し息があがる程度の速歩きを5分)以上のウォーキングでうつ病の予防効果が確認された研究もあります。運動をすると脳内で幸せホルモンが分泌されるのです。
最近は精神科医も、抗うつ薬の代わりに運動をおすすめすることも増えてきました。
ウォーキングの際は、おともに万歩計のアプリもおススメです。成果が目に見えやすいので、励みになって続けやすくなります。
また、仕事が終わったら必ず筋トレをしてから帰宅する、ということを習慣にしている方もいるようです。上手にリフレッシュしていますね。
ウォーキングはなかなか時間を確保できない、という方は「〇〇しながら運動」や「ちょこっと運動」はいかがでしょうか? 例えば、ドライヤーで髪を乾かしながらスクワット、歩いている時の姿勢を意識する、エスカレーターを階段にする、電車の中で立っている時につま先立ちしてみるなど…。
カラダの健康だけでなく、心の健康のためにも、ぜひ生活の中に運動する時間をつくってみましょう。イヤな気持ちと少しだけ距離がとれるはずです。
運動には気持ちの落ち込み・不安の軽減・ストレス解消の効果が確認されています。ウォーキングや「ながら運動」でも大丈夫です。今こそ運動してみよう!
●気軽にできる運動習慣「ウォーキング」について紹介しています→運動不足にウォーキングがおすすめ。うつ病、認知症、脳の老化予防も!?