自分も相手も大切にしたコミュニケーション

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職場の人とコミュニケーションをとる時に、上手く気持ちが伝えることができずにモヤモヤすることはありませんか?

自分の思いを主張したらギスギスした雰囲気になってしまったり、または、言葉で表さなくも不満な態度をしてしまったり。一方、態度や言葉に出さないように我慢しても、自分の中で不満な気持ちが残ってしまったり・・。

そのような時は「自分も相手も大切にしたコミュニケーション」を試してみましょう。


具体的には、まず、あなたが伝えたいことの、客観的事実(今、このような状況になっている)を整理し、その状況に対してのあなたの考えや気持ちを伝え、そのうえで、あなたが主張したいことを提案し、最後に、他の選択肢として代替案の提示やお互いが納得できる結論を探す姿勢を見せます。

まとめるとこのような順序です。

(1)客観的事実
(2)自分の考え気持ち
(3)自分の主張
(4)譲歩・妥協した代替案

具体例でみてみましょう。

「(1)打合せの時間が長引いて、もう17時になってしまいました。家庭の事情で、私は17時には退勤しなければなりません。(2)私にとっても重要な会議で、議論が白熱してとても面白いところなので、最後まで自分も参加したい気持ちがあります。(3)もし、会議の続きを別の日にできると大変助かります。(4)ただ、皆様のご都合でこのまま継続になるようでしたら、議事録を取っておいていただき、あとで私も意見を表明できる機会をいただけると嬉しいです。」

こういったコミュニケーションの方法は、「アサーティブネス(アサーション)」という技法として知られています。

このような表現をすることで、あなたの主張も大切にし、相手も尊重する、つまりお互いを大切にしたコミュニケーションをはかることができます。普段の何気ない会話の中で意識することは少ないかもしれませんが、何かを相手に依頼しないといけない時や、相手に自分の思いを伝えたい時に、是非試してみてください。

職場の人との仕事のしやすさや安心感が高まると思います。

うぇるび丸
うぇるび丸

自分も相手も大切にしたコミュニケーション…これが意外と難しい!練習してみようっと

さらに上手な職場でのコミュニケーション方法を知りたい方はこちら!

コミュニケーション法| UTSMeD-うつめど。