相手の反応が変わる!?上手な「働きかけ」のポイント

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人間関係において「自分自身が相手に対してどのような関わりをしたか」は「相手が自分に対してどのような関わりをするか」に大きく影響をあたえます。

では、具体的にどのような点に気を付けると良いのでしょうか?

たとえば、「笑顔で明るい声であいさつをすれば、相手も同じように返してくれることが多い」とか、「部下に飲み会が苦手と打ち明けられてから、誘わないようにした」といった経験はありませんか?

言葉の「働きかけ」でお互いに心地よい人間関係が作れることがあると思います。

人と人との関わり(交流)に焦点をあてた心理療法である「交流分析」では、自分が相手にどんな風に働きかけていて、相手からの働きかけをどんな風に受け取っているのかを知ることが、良い人間関係を築く上で大切であるとしています。

簡単にポイントをお伝えすると、


するべき働きかけをする
 例えば、嬉しいと感じたら「嬉しい」と言葉や態度で相手に伝える
してほしい働きかけがある時は相手に伝える
 ○○と言ってほしい、接してほしい、など
③してほしい働きかけをしてもらえたらしっかり受け取る
 褒められて嬉しかったら相手に素直に「嬉しい」と伝える
してほしくない働きかけをされた時は相手に伝える
 ○○と言わないでほしい、しないでほしい、など
自分自身にも働きかけをする
 頑張ったときには自分に「頑張った」と言葉をかける

の5点になります。

特に、

「自分のことも他人のことも肯定的に受け止める構えを持つこと」

そして

「自分自身に対しても相手に対してもポジティブな働きかけをすること」

が、良い人間関係を築くだけでなく、自分自身や相手の人間的な成長につながります。

ぜひ、自分自身の「働きかけ」を振り返ってみて下さい。

うぇるび丸
うぇるび丸

自分のことも他人のことも肯定的に受け止めて、自分にも相手にもポジティブな働きかけをする・・日常の小さなことから試してみよう!