座りっぱなしでテレビ漬けの人はうつになりやすい?

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仕事中ほとんどの時間座りっぱなし、というデスクワークの方も多いですよね。仕事が終わった後や休みの日にも、家でずっとテレビや動画を見て過ごすということもあるでしょう。

ある研究によると、座りっぱなしで受け身的にテレビを見ていると、うつ病のリスクが高くなるとの結果が示されています。疲れているときに限ってテレビをぼーっと見てしまうこともあると思いますが、うつ病のリスクを低減するためにも、帰宅後や休日のテレビ時間を少しでも体を動かすことに置き換えてみましょう。

普段運動する習慣のない人はいきなり激しい運動をせず、散歩や家事(例:掃除機をかける)など、ちょっと体を動かすことから始めてみてください。そして、徐々に体を動かす頻度や時間を増やしていくのがおすすめです。

座って仕事をする時間を、立って仕事をしてみることから始めるのもよいでしょう。スタンディングデスクを利用して仕事をしたり、会議を立って行ってみることもできます。

座りっぱなしの生活から抜け出して、より健康な自分を手に入れましょう!

うぇるび丸
うぇるび丸

わわっ、今も座ってたよ!(笑)意識して体を動かすことは、心の健康にとって大事なんだね。少しずつ、軽めの負荷から、動いていこう。

参考文献:
Huang Y, Li L, Gan Y, Wang C, Jiang H, Cao S, Lu Z. Sedentary behaviors and risk of
depression: a meta-analysis of prospective studies. Transl Psychiatry. 2020 Jan
22;10(1):26. doi: 10.1038/s41398-020-0715-z.
WHO guidelines on physical activity and sedentary behaviour: at a glance. 2020 Nov.