感情のコントロールを方程式で考えよう

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「イライラしてつらい…」
「怒りで疲れる…」
「不安な気持ちでしんどい…」
「自分には感情のコントロールが難しいのかもしれない」

こんなことを感じる方がいるかもしれません。

それぞれの「感情」には意味があります。

みなさんは、どんな時に怒りますか?

怒りやイライラの感情は、

【怒り】=【大事なもの】×【傷つけられた】

と表現することができると言われています。

どうでしょうか?みなさんがイライラを感じているときには、何が傷つけられていますか。

●部下は上司の言うことを聞くべきというという信条
●自分の思った通りに進めたいという希望
●長い経験に基づくプライド
●やりがいを感じていた自分の役割
●丁寧に時間をかけて取り組んだという自負

大事なものは人それぞれです。

怒りの感情が湧いた時、その内容は自分にとっては本当に大事なものであることは確かですが、果たして相手にとっても大事なことでしょうか?

一度立ち止まって、そう考えるだけでも、怒りのコントロールにつながるかもしれません。



まずは自分の【大事なもの】に気づき、それを自分は「大切に思っているんだなぁ」と認め、そのうえで、その怒りは、本当に外側に表現することが必要か考えてみる時間を作ってみましょう。

同様に、

【悲しみ】=【大事なもの】×【失う】
【不安】=【未来のこと】×【分からない】


と表現することが出来ます。

この様に感情を方程式で表現することで、感情の仕組みが分かると、コントロールができる可能性が高くなります。

不快な感情が立ち現れたときには、この方程式を思い出して自分自身の中で起こっていることを少し詳しく見つめてみましょう。

うぇるび丸
うぇるび丸

感情の仕組みを知ることで、感情に向き合うことができるんだね。

参考文献:
・「感情の問題地図」関屋 裕希 (著) 出版社:技術評論社 (2018/7/11)