「何もかもがおっくうに感じる」くらい元気がなくなってしまったら

「何もする気になれない」
「ちょっとしたこともおっくうに感じる」

こんな風に完全にエネルギーが切れた状態のとき、誰かから「気分転換に何かしたら？」と提案されても、それすらする元気がないとき、一体どうすればいいのでしょう。

まずは、文字通り、「何もしない」ことをしてみましょう。ぼーっと空を眺める、目をつぶってただゆっくり呼吸する、椅子にだらんともたれかかって脱力する……ちょっと変わった言い方ですが、こんな風に「何もしない」ことを満喫するのです。

満喫しきって、ちょっと何かしてもいいかな、と気が変わってきたら、いつもやっていることに、自分の好きなことをプラスしてみることから始めましょう。

朝着替えるときに一番好きな服を着る、昼食に好きなメニューを選ぶ、帰り道に好きな音楽を聴く……といった具合です。どうせ毎日やっていることなのだから手間は変わりません。

こんなふうに、好きなことに囲まれているうちに、ちょっとは気分がほぐれてくるかもしれません。