「抱えているストレスのことや、仕事・人間関係などの問題を、人に話すのはためらいがある…」という人もいるかもしれません。
しかし、自分だけで考えていて手詰まりを感じた時には、誰か信頼できる人に「この問題について、どう思う?」と聞いてみると、問題の整理に役立つかもしれません。
いろんな視点から、問題の原因や解決法のヒントを教えてもらえることもあるでしょう。
また、解決方法を一つだけでなく、いくつかもっておくことは、いざというときに取れる行動の幅が広がります。
「心の健康に関して相談したい・相談した方が良いかもしれない」と思っているものの、どこに相談したらよいかわからないときは、「こころの耳」というサイトを見てみてください。「こころの耳」は厚生労働省委託事業として開設されているサイトです。
「こころの耳」では心の健康に関する情報が「働く方」「ご家族の方」「事業者の方」「部下を持つ方」「支援する方」向けにそれぞれ載っています。悩みを相談したいときは「働く人のこころの耳相談」という窓口で電話・メール・SNSから相談することができます。
さらに、労働者数が50人未満のため産業医がいない小規模事業場の事業者や小規模事業場で働く人を対象(企業内に統括産業医がいる場合は対象外)として相談等に応じてくれる「産業保健総合支援センター地域窓口(地域産業保健センター)」の一覧も載っています。
相談したほうがよいか迷ったときは様子見しないで、まずは「こころの耳」から必要な情報を得て、次のアクションにつなげましょう!
「こころの耳」というサイトがあることを、覚えておいてね!
●働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」|厚生労働省
●働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」−地域窓口(地域産業保健センター)