私たちが夜になると眠くなるのは、身体に「体内時計」という仕組みが備わっているためです。体内時計は、光で調節されるので、朝の光を浴びてから、14~16時間が経って暗くなってくると、自然な眠気が出てくるようになっています。
例えば、朝7時にカーテンを開けて光をとりこんだとしたら、21~23時に自然な眠気がやってくるのです。
なので、午前中ずっとカーテンを開けないまま暗い部屋の中で過ごしたり、夕方や夜の時間帯に明るい強い光を浴び続けると、眠気がやってこない…なんてことも。
すると、体内時計が少しずつ後ろにずれて、昼夜逆転していってしまい、昼間なのに、強い眠気におそわれて眠くて眠くて仕方ない、なんてことも起きてきます。
裏を返せば、この「体内時計」を操って、上手に睡眠をとることもできます。自分が眠りたい時刻から逆算して、その14~16時間前に、しっかりと陽の光を浴びておくのです。
そうすることで、自然に眠りにつくことができます。
うぇるび丸
眠りたい時間にちゃんと眠りにつくには、「体内時計」を上手に使おう!