腹が立ったら、まずはクールダウン

職場でカッとなったとき、つい大きな声を出したり、言わなくていいことまで言ってしまって後悔したことはありませんか？言いすぎて、職場の人間関係が気まずくなって、それが新しい悩みの種になってしまう、なんてこともあります。

腹が立ったら、後悔するようなことになる前に、まずはクールダウンをしてみましょう。

手軽にできる方法を３つご紹介しますね。

●数を数えてみる
●ゆっくり呼吸する
●怒りが和らぐようなイメージ（映像）やフレーズ（文章）を決めておいて思い浮かべる

１つ目は、ただ数を数えるカウンティングです。これは、頭に血がのぼるピークをやり過ごすための時間稼ぎです。10くらいまで数えるうちに、少し自分を取り戻せているはずです。「数えるだけでは効果がない」というときには、「部屋の中にある三角形のものを10探して数える」など、アレンジを加えると良いでしょう。

２つ目は、ゆっくり呼吸する呼吸法です。鼻から息を吸ったら、口からふーっと細く長く吐き出します。繰り返すうちに、肩の力が抜けて気持ちも静まってきます。

３つ目は、怒りが和らぐようなイメージ（映像）やフレーズ（文章）を決めておいて思い浮かべる方法です。森の中を小川が流れる様子や宇宙から見た地球などのイメージや、「短気は損気」、「本当に怒る価値があることか？」といったフレーズなど、自分に合ったものを準備しておくとよいでしょう。