仕事と私生活のオン・オフ、スイッチ切り替え法

「家に帰ってきても仕事のことが頭から離れない」、「仕事中も家のことが気になってしまう」と、仕事とプライベートの切り分けが難しくて、悩んでいる方は多いものです。

忙しい日が続くと、自宅にいても、休日でも、仕事モードがなかなか抜けずに、ゆっくり休めないこともあります。ゆっくり休めないと、翌朝がつらかったり、休日明けなのにエネルギーが出なかったり、なんてことになってしまいますよね。

仕事のせいで私生活が台無しになっているような感じがして、ワーク・ライフ・バランスを考え始める方もいるかもしれません。

しっかり休んで心身ともに回復、エネルギーも湧いてくるようにするためには、自分のスイッチ切り替え法を知っていると便利です。

スイッチの切り替えに有効なのは、

●仕事終わりに頭と身体をリラックスさせること
●休むときには仕事から距離をとること

の２つです。

●頭と身体をリラックスさせる時間を意識的にとろう

まず、リラックスですが、１日の仕事終わりや休日の朝に、軽いストレッチやゆったりとした深呼吸をする時間、お風呂にゆっくりとつかる時間をとって、頭も身体もリラックスモードへと導いてあげましょう。

子育て中の方は、「むしろ家庭での生活のほうが大変！」という方もいるかもしれません。その時には、日常の中にある「少しでもリフレッシュにつながることに目を向けてみる」こともおすすめです。

●仕事から距離を取るには「工夫」も大事

そして、仕事から距離をとるために、休日は仕事関連のもの（パソコンや資料など）が目に入らないように引き出しにしまう、メールチェックなどはしない完全にオフの時間をつくる、といった工夫が有効です。

スイッチを切り替えて、エネルギーを充電して、前向きな気持ちで仕事に向かえるといいですね！

「そうはいっても、なかなかうまくワーク・ライフ・バランスが保てない」という場合は、自分にとって仕事の負荷が高すぎるのかもしれません。自分にあった業務量や時間、内容や働き方を、ライフステージにあわせて、その時々で見直してみましょう。