メンタルヘルス不調とプレゼンティーズム

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体調が良くなくて仕事をお休みすることを「アブセンティーイズム」、職場に出勤はできているけれども、何らかの健康問題によって業務の能率が落ちている状況を「プレゼンティーイズム」と言います。

お休みをすることの方が「周囲に迷惑をかける」「業績が落ちる」と思われていることが多いですが、実は体調が悪いまま出勤を続けているプレゼンティーズムの方が、会社全体の生産性としては損失があると言われています。

プレゼンティーズムは、メンタルヘルス不調だけでなく、花粉症、偏頭痛、生活習慣病、生理前の症状などでも起こります。メンタルヘルス不調に関しては、予防ができるので、職場でできそうなことから取り組んでみましょう。

予防のポイントは、

(1)職場の環境を整えてみんなのストレスを減らすこと(職場環境改善)
(2)個人のストレスマネジメント能力を向上させること(セルフケア)

といったことがあります。

ストレス要因は、職場の問題だけでなく、家族や個人生活など職場外の問題や、性格など個人の特性に影響されますが、仕事に関わるストレスをできるだけ減らす工夫ができないか、職場全体で話し合える機会があると良いと言われています。

また、上司や同僚のサポートはストレス軽減に大きな役割を果たします!

ドライな関係を好む方も増えていますが、仕事上の信頼関係はしっかり作るとストレスなく仕事をすることができますよ。

メンタルヘルス不調は、誰にでも起こりうるものです。

ストレスに気づくために、ストレスやメンタルヘルスについて理解し、自らの心の健康状態について正しく認識できるようになりましょう!

うぇるび丸
うぇるび丸

職場環境の改善とセルフケアでメンタルヘルス不調を予防していこう!