心がしんどくなるときは、まずは自分の抱えている問題をすべて書き出してみましょう。
そして、解決しやすい問題から、実行できる範囲で、解決に取り組む問題を決めましょう。
その際、「自分でコントロールできる」ことかどうかは見極めておく必要があります。
「会社の業績が悪い」とか「景気の影響を受けている」という問題は、自分だけで解決することは難しいかもしれません。
「上司が厳しい」「パートナーが優しくしてくれない」など、他人のことも、すぐに解決することは難しいものです。
また、自分にとって重大だと感じている問題でも、解決のためにたくさんのエネルギーを必要とするのであれば、すべての問題を解決する前に力尽きてしまいます。
回り道のように思えても、解決しやすいものから一つずつ取り組んでみましょう。「問題の数を減らす」というのはいつでも大切な視点です。
次に、人からサポートを得られやすい問題かどうかも見極めておきましょう。例えば、「家族の介護がつらい」「子育てが大変」「家事がしんどい」などは、もしかすると一緒に分担してもらえる人がいるかもしれません。公共のサービスが利用できる可能性もあります。
お仕事に関するストレス(問題)も、サポーターが得られやすいことが多いです。「問題」の形がはっきりしてきたら、それを誰かに話してみましょう。
困っているときは誰でも視野が狭くなるので、自分の考えから抜け出せないことも多いですよね。相談することで、自分では思いつかなかった解決策が見つかったり、相談相手が実際に助けてくれることもあるかもしれません。
ストレスの根本を解決するための道筋が見えてきたでしょうか…?
問題を全て書き出した後は、解決しやすそうな悩みをピックアップして、誰かに相談してみよう!